【現英国王室】チャールズ皇太子について徹底解説!|実はいいところもある次期国王

イギリス

こんにちは!

今日は、イギリス王室メンバー紹介第二弾のチャールズ皇太子を紹介したいと思います。
つぎの国王とされているチャールズ皇太子について、徹底解説します!

エリザベス女王については、こちらで紹介しているので見てみてね。

おじゅき
おじゅき

いろいろとあったけど…彼もすばらしい王室メンバーなんです!

チャールズ皇太子の生い立ち

チャールズ皇太子の名前は正式に言おうとすると、チャールズ・フィリップ・アーサー・ジョージになります。2021年で73歳を迎える元気な皇太子です。

チャールズ皇太子の軽い生い立ちはこんな感じ。

1948年11月14日エリザベス女王とフィリップの第一子として誕生。
1952年2月6日母エリザベス女王が英国女王に即位。
王位継承順位第一位となる。
1981年7月29日ダイアナ妃と結婚
1982年6月21日ウイリアム王子誕生
1984年9月15日ヘンリー王子誕生
1996年8月28日ダイアナ妃と離婚
1997年8月31日ダイアナ妃が亡くなる
2005年4月8日カミラ夫人と結婚

やっぱり有名なのがダイアナ妃との関係だったりすると思います。その部分もあわせてお話させていただきますね。

勅令によって王子になる

チャールズ皇太子は、母エリザベス女王の第一子として誕生しました。

イギリス王室の通例だと当時の国王ジョージ6世の女系孫が王子と名乗ることはありません。ですが、当時エリザベス女王に次いで王位継承順位3位であり、将来の英国王になることが確定だったため祖父ジョージ6世の勅令によって王子と名乗ることになります。

皇太子、プリンス オブ ウェールズの立場

英国では皇太子、次期国王をプリンス オブ ウェールズ(Prince of Wales)と呼びます。14世紀ごろにこの慣習が定着、チャールズ皇太子もこの称号を持ちます。

皇太子としての教育を受け、成績優秀でケンブリッジ大学に入学しています、ちなみに王室で初めて学位をとったのがチャールズ皇太子だったりします!

最近は、エリザベス女王も95歳の誕生日を迎え高齢となってきました。そのため、女王の名代として公務をこなすこともあります。

ダイアナ妃との結婚

チャールズ皇太子といえばダイアナ妃との結婚というイメージを持つかと思います。最終的にはカミラ夫人との不倫が原因で離婚となってしまうのですが…。

この話をする前に、チャールズ皇太子のことをこの出来事だけですべてダメな人と思うのはできるだけ避けてほしいです。

私はダイアナ妃が大好きで、できるならあんな結婚式をしたいと思うくらいあこがれています!だからこそ、ファンとしても女性としても彼の行ったことは許せない部分もあります…。

ですが!チャールズ皇太子にはそれ以外の部分でいいところがあり、皇太子として頑張っています。英国国王になるうえで彼の力が必要だと感じることもあります。この後少しはなすのでご理解ください!

おじゅき
おじゅき

この一件で悪いイメージがありますが…
なんだかんだいいところもあるチャールズ皇太子なんです!

世紀の結婚

英国の名門貴族スペンサー伯爵家の末娘であったダイアナ妃と結婚します。セントポール大聖堂で行われて結婚式は、世界各国で放映されました。ダイアナ妃はその当時まだ18歳と大変若く美しい花嫁でした。世界各国でダイアナフィーバーが起こるほどだったとか。

おじゅき
おじゅき

私の母曰く、本当にすごかった!とよく話してくれます。

ちなみにあの結婚式を仕切ったのは、チャールズ皇太子です。あれだけの大規模で素晴らしい結婚式を企画できる男性なかなかいなくありませんかっ?!誰もが憧れる素晴らしい結婚式だと私は思います!

カミラ夫人との関係

素晴らしい結婚式を行ったチャールズ皇太子とダイアナ妃ですが、残念ながらチャールズ皇太子がカミラ夫人と不倫をしてしまいます。

ダイアナ妃と結婚してからチャールズ皇太子は、通常ではありえないとされた公務を制限をするといった大胆な方法で子育てに積極的に参加しダイアナ妃を支えていくのですが、ダイアナ妃も若かったこともありだんだんチャールズ皇太子も疲れてきてしまい不倫に走ったのではと言われています。

実はダイアナ妃より前にカミラ夫人とチャールズ皇太子は出会っておりいい関係でした。 カミラ夫人はチャールズ皇太子の趣味(狩りといった割と古風なもの)に楽しく付き合うことができました。しかし、チャールズ皇太子のアプローチが遅れてしまい、カミラ夫人が他の男性と結婚してしまいます。そのため、区切りとはいえないカミラ夫人との関係の終わりでした。

当時、イギリスではカミラ夫人チャールズ皇太子の不倫中の会話テープが漏れ大騒ぎになりました(しかも、内容が結構どげつい)。この一件でチャールズ皇太子の支持率がガタ落ちしたといわれています…。

ダイアナ妃はカミラ夫人との関係に気が付いており心を悩ませていたようです。過食嘔吐をしてしまったとメディアへダイアナ妃本人が話していたこともあります。

おじゅき
おじゅき

不倫はよくないよね…ここはなんも言えないけれど事実としてお伝えします。

離婚とダイアナ妃の訃報

結局、カミラ夫人との不倫が原因でダイアナ妃とは離婚します。最終的にはダイアナ妃も不倫していたようで、関係の修復は不可能な状況での離婚でした。

それぞれ、新たなスタートを切ったと思われたのですが、なんと離婚の次の年にダイアナ妃が交通事故で亡くなってしまいます。原因は、パパラッチの過度な追いまわしと言われています。しかし、イギリス王室の陰謀なのではとあらぬ噂等もたってしまうこともありました。

ダイアナ妃は王室メンバーではありませんでしたが、バッキンガム宮殿前で国葬され、チャールズ皇太子もダイアナ妃の死を悼みました。

カミラ夫人との結婚

カミラ夫人との交際はダイアナ妃が亡くなった後、途切れたこともあったそうですが続いていきます。

だんだんとですが、カミラ夫人とチャールズ皇太子は公務を行うようになります。息子たちともうまく関係を築いていくように配慮していたと言われています。

30年以上の交際を経ての結婚

王室メンバーや息子たちとの関係を築いたのちに、カミラ夫人と結婚します。離婚経験がある二人でしたので、ウインザー城で民事婚として行われました。

カミラ夫人は、ダイアナ妃への配慮でプリンセス オブ ウェールズと名乗らずコーンウォール公爵夫人と名乗ることになりました。

ここら辺の話はこちらの記事でも少し書いたので見てみてください。

2005年に結婚と長い時間をかけて国民の理解を得れるように努力したためか、当時の写真を見る沿道で国民が祝福している様子が見えたりします。

いろいろとあったチャールズ皇太子ですが、幸せそうでよかったと個人的には思います。

おじゅき
おじゅき

30年以上も付き合ってるしね、幸せそうでよかったよ!

チャールズ皇太子の活動

実はイギリスの伝統を深く愛している

チャールズ皇太子ですが、深くイギリスの文化を愛していることがわかるエピソードがいくつかあります。

例えばですが、イギリスの伝統技術を用いて、陶器を作成している唯一の会社が倒産しかけているときに支援をして立て直しをはかったりするなどイギリスの伝統・歴史を守ることに対してかなり敏感です。私も実際に、その立て直しを行った陶器ブランドBurleighの工場に行ったのですが、とてもきれいでしたし伝統技術の展示もあっていい雰囲気でした。実際にチャールズ皇太子も視察に訪れています。

Burleighの工場内の展示 伝統技術である銅板転写が使用して陶器が作成されている

また、本を書きイギリスの歴史的な建造物や景観を守ることを積極的に発信したりしています。

対して、王宮衛兵に黒人がいないことに関して指摘するなど、グローバルな考えを持っていたりもするかなり柔軟な方です。70歳を超えているにもかかわらずこの柔軟さを持っているのは素晴らしいと思います。

なお、チャールズ皇太子は物を長く大切にする人物であるとも知られています。穴があいたジャケットを直して、公務で着用してきてメディアが驚いて報道していることもありました。

最後に

ダイアナ妃との一件で、国民からの支持が落ちてしまい「スキップチャールズ(Skip Charles)」、「チャールズ皇太子に王位を渡さず息子のウイリアム王子へ王位を渡すべきだ!」といった世論があったりしました。ですが、カミラ夫人との関係を受けれてもらえるよう努力したり、イギリスの文化に対する貢献するといったことを行ったためか、チャールズ皇太子の支持率も回復してきています。

チャールズ皇太子がイギリス国王となった際にどんな活動をしていくのか期待したいなと思います!

おじゅき
おじゅき

実は、この記事をどんなふうに書くかとっても悩みました…

チャールズ皇太子のいいところも知って帰ってください、お願い!

ばいばい!

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