こんにちは!
イギリス王室メンバーについて改めて解説してみたいと思います。
まず、現女王エリザベス2世についてお話したいと思います。
彼女は、確実に今後イギリス王室の歴史に名を残していく女王になります。
そんなエリザベス女王について徹底解説したいと思います!
イギリスといえばエリザベス女王!
エリザベス女王の生い立ち
簡単なエリザベス女王の年表を書いていました。
1926年4月21日 | 父ジョージ6世とエリザベス妃の第1子として誕生 |
1936年12月11日 | 父ジョージ6世が即位、次期王位継承者として確定 |
1947年11月20日 | エディンバラ公爵フィリップ殿下と結婚 |
1952年2月6日 | 父ジョージ6世が崩御、25歳で英国女王に即位 |
2021年現在 | 英国女王として在位中 |
エリザベス女王は、父ジョージ6世とエリザベス妃(クイーンマザー)との第一子として生をうけました。
幼いころの肖像画が公開されていますがとてもかわいいお子様だったようです。
父であるジョージ6世が崩御されたため、25歳という若さで英国女王として即位されます。
そして現在はなんと95歳!在位69年以上は、歴代英国王の中で最長になります。
来年2021年には即位70周年を記念するプラチナジュビリーが開催予定となっていて、楽しみにしている英国国民がたくさんいるのではないかと思います。
よかったらジュビリーに関する記事もあるのでのぞいてみてください!
日本人だけど、プラチナジュビリーが楽しみだぁ~!
あまり英国女王になる予定ではなかった?
実は、王位継承順位の順番的にエリザベス女王は英国女王となる可能性は低いとされていました。
少し家系図を見てみましょう。
エリザベス女王の父ジョージ6世は、国王ジョージ5世と王妃メアリー妃の第2子として誕生しています。
当時、王位継承順位1位であるエドワード8世が兄としていたため、エリザベス女王の父ジョージ6世に王位が回ってくることが予想されていませんでした。
また、王位の継承はエドワード8世の子息、子女へと優先的にわたるように決まっています。
そのため、王になることがないとされたジョージ6世の子であるエリザベス2世が王位を継承する可能性は低かったのです。
王位を賭けた恋 叔父エドワード8世の崩御
1936年、王位継承順位が1位であるエリザベス女王の叔父エドワード8世に王位が継承されます。
ここまではよかったのですが、シンプソン夫人との結婚をすることをエドワード8世が強く希望します。
普通ならば、皆で喜ぶところなのですがシンプソン夫人には夫がいたこと、また1回の離婚歴があったことが問題となりました。
シンプソン夫人の夫との離婚は、お互いに不倫していたからということで成立したのですが(おいっ!)、問題となったのが離婚歴です。
当時の英国国教会では、離婚歴がある相手との教会での結婚を認めていませんでした。
そのため、大きな問題となり、国民・王室・議会からの反発が強かったのです。
当時の首相は、結婚するなら退位をするようにとほのめかしました。今よりも保守的な考えが強かったこともありますが、国民から祝福されない結婚はすべきではないという表明でした。
エドワード8世は、最終的にはシンプソン夫人との結婚を選び1年もたたず王位から退きます。
その際のラジオ演説が大変有名です。
私が次に述べることを信じてほしい。愛する女性の助けと支え無しには、自分が望むように重責を担い、国王としての義務を果たすことが出来ないということを。(But you must believe me when I tell you that I have found it impossible to carry the heavy burden of responsibility and to discharge my duties as King as I would wish to do without the help and support of the woman I love.)
wikipediaより
閲覧日:2021/8/10
URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%898%E4%B8%96_(%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E7%8E%8B)
これが言えるのすごい…かっこいいと私は思ってしまうのですが笑、
国民としては信頼して愛している王の対応としては無責任なのでは?といった声もありかなり反感が大きかったようです。
エドワード8世には子供がいませんでしたので、エリザベス女王の父ジョージ6世へと王位がわたりました。
個人としての幸せと王としての務めというところの狭間で、難しい問題だったかな
父ジョージ6世時代のエリザベス女王
エドワード8世からジョージ6世へと王位が渡った際、国民からの信頼はかなり落ちていました。
国民からの支持・信頼がなければ王室というのは成り立っていかないのは、歴史を見れば明らかです。
ですが、誠実で堅実だった人柄だったようで徐々に人気のある王となっていきます。
また、父の即位によりエリザベス女王は王位継承順位第1位となり、より公務をこなしていくようになります。
第二次世界大戦でのエリザベス女王
第二次世界大戦がはじまると、エリザベス女王は看護師としての従軍することを希望します。
しかし、父ジョージ6世に反対されてしまったため、近衛歩兵隊の名誉連隊長として後方支援を行ったそうです。
また、1945年2月には、イギリス陸軍の英国女子国防軍に入隊します。
それまでの女性の王族は肩書のみが与えられていましたがエリザベス女王はその慣習をやぶり、
一般の軍事訓練を受けつつ、軍隊に従軍していました。
父ジョージ6世の早すぎる崩御とエリザベス女王の即位
しかし、肺がんによってジョージ6世は57歳で崩御してしまいます。
エリザベス2世女王として即位することになります。
当時25歳の若い女王でしたが、多くの国民の祝福を受けたようです。
即位後のエリザベス女王
即位後のエリザベス女王は堅実に、王としての責務を全うしていきます。
テレビで家族と過ごす姿を公開するなど、親しみの持てる王室を作っていきました。
チャールズ皇太子といった子供たちも生まれ、王としての務めを果たしつつ幸せな家庭を築いていきます。
ここから先の物語は、それぞれの王室メンバーを紹介する際にお話しさせてください!
少々お待ちを~
最後に
かなり、歴史の資料集に書いてありそうな雰囲気でお送りしてみました笑
何気に知らなかった部分もあった!役立った!と思ったらうれしい限りです。
イギリス王室を知ると、イギリスについて深く理解できてより面白くなります!
ぜひ、楽しく知っていってくださいね。
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